受験にはオチタクナイ

いいケツになってきたなー

薬の怖さがよくわかる作品

ハッピーエンドじゃん

薬物中毒のエロ漫画は何十とあるが、たいていは
「薬物による、強烈な快楽による中毒性」の危険ばかりを描写している。

この作品は、薬物による真の恐ろしさである
「薬物により、脳自体が変質する洗脳」の危険を正確に表現している。

脳には快楽で中毒にならないように、一定以上に快楽物質を分泌しない安全弁がある。
しかし、薬物は脳内の快楽物質を全放出して、通常ではありえない快楽で中毒させる。

＞薬物を１度使用すると、脳自体が変質して、二度と元の脳に戻らなくなるのだ！

薬物を使用すると、脳内に、通常の３００倍！の快楽回路が出来てしまう。
逆に言うなら、それ以外の概念は、３００分の一の価値にしか思わなくなる。

ヒロインの場合、薬物による快楽を知ってから、育ててくれた両親や初恋の幼馴染、
努力して合格した大学の存在など、３００分の一の価値しかなくなったのだ。
１００の価値が、０・３の価値になってしまった。

だから、自分の薬物生活の為に、両親を傷付け、幼馴染を騙して薬物中毒にして、
大学を退学させられたことなんか、何の罪悪感も感じなくなる。

脳に浮かぶのは【薬物を手に入れる事】と【薬物の快楽を味わう事】の２つだけ！
それ以外の概念なんか、思い浮かんだところで、何一つ、心を動かすことは無くなった。